龍の花わずらい 第7巻 (花とゆめCOMICS)

龍の花わずらい 第7巻 (花とゆめCOMICS)

最終巻。
発売日翌日に購入しました。
本屋で探したら、最後の一冊で危うく手に入らないところでした。
ふう。
えーと、いろいろと。
正直、これで最終回だなんて・・・・・。
と、ララを読んでからも思っていたのですが、コミックスを読んでいてもほんとに最終回なの!!という気分でいっぱいなのでした。
いえね、シャクヤのお相手に関しても、非常に納得もしていますし、それまでの伏線にも実に納得もしているのですが、それにしたって、頁が足りないんじゃないかと!!
もっと読みたかった・・・・・。
というのが一番の感想です。
せめて後3冊くらい読みたかったです!
と書いていて何に一番納得していないのかというと、西方領主に納得していないことに今気が付きました(笑)。
オアシスを荒らしてまわる理由とか、どうやってそんな力を手に入れたのか。とか、その辺りに納得していないんだわ。私。
あとは、アマランスの出番の少なさとか(笑)。

それはそれとして、三角関係の決着については、すごーく納得したのでした。
クワンの裏切り(というか、正体が暴露されて)からは、ルシンがシャクヤの相手になるであろうことは、予測していたのですが、それからのクワンが・・・・・。

二人きりではありませんが。で始まるシャクヤへの告白については。
愛しいと思えるような日々。というのが、クワンのシャクヤに対する気持ちが詰まっていて、胸が痛かったです。
でも、シャクヤにはそれが届いているからクワンは幸せな人だと思うんですけどね。
だからこそ、夢オチであっても、ルシンの不憫っぷりが際立ってしまうのですが(笑)。
報われているはずなのに、不憫(笑)。

ということで、まだまだ読み足りない・・・・・。というのが正直な感想でした。
でも、セリフとか、背景とか、表情とか、視線とか、もういろいろ大好きな作品です。
侍女ブログも最高です。特に、いきものがかりが(笑)。
クライマックスに向かって、ルシンがひたすらかっこよかった筈ですが、でも、それ以上にクワンがかっこよすぎるのが、この作品の神髄だと思いますよ(笑)。
思うところが多すぎて、未だに感想がまとまりません。